VSCodeに入れると便利な機能の紹介
以下2点の便利な機能を紹介(インストール方法や使用方法) ・Prettier ・Bracket Pair Colorization (※Windows向けに紹介)

今回は現場でVSCodeを使用することが多かった為、あると便利な機能を紹介していく。
①:「Prettier」/②:「Bracket Pair Colorization」で分けて、インストール方法や使用方法を記載する。
※:②:「Bracket Pair Colorization」についてはVSCodeのバージョン(1.67以降)によっては、
デフォルトで{} () [] のペアが、カラー表示されるようになっている為、対応不要の可能性がある。
バージョンの確認は以下の方法で確認できる。
- メニューバーから
- Windows/Linuxの場合:
ヘルプ
→バージョン情報
- macOSの場合:
Code
→バージョン情報
- Windows/Linuxの場合:
- ポップアップで現在のバージョンが表示される(例:
Version: 1.82.0
)
①:「Prettier」
・Prettierについて
「Prettier」とは、VSCodeの拡張機能のひとつであり、
インデントがバラバラになってしまっているコードを、自動で整えてくれる。
(余談:自身もインデントの整備漏れが多く、この機能で自動でフォーマットされる為、製作時に漏れがなくなりました!)
・Prettierのインストール方法
VSCodeを起動する。

上の画像のように操作していく。
画面左側の「拡張機能」ボタンをクリック。
検索欄に「prettier」と入力。
検索結果の中に「Prettier - Code formatter」というものがある。
「Prettier - Code formatter」のインストールボタンをクリック。
これで、Prettierのインストールは完了。
Prettierの使用方法
1.Format On Saveを有効にする

画面左下の歯車マークをクリック。
表示される項目の中から「設定」をクリック。

「設定タブ」が開く。
検索欄に「onsave」と入力すると、検索結果に「Format On Save」という項目が表示される。
「Format On Save」にチェックを入れる。
これにより、コードを書いてファイルを保存したときに自動で「フォーマット」が行われる。
2.Default FormatterをPrettierに設定する
先ほどインストールした「Prettier」を使ってフォーマットを行う為、以下の設定を行っていく。

続けて設定の検索欄に「format」と入力。
すると、検索結果に「Default Formatter」という項目が表示される。
「Default Formatter」の中のプルダウンから、「Prettier - Code formatter」を選択する。

これで、コードを書いてファイルを保存した時、Prettierを使って自動でフォーマットを行ってくれる設定になる。
Prettierを実際に使ってみる


②:「Bracket Pair Colorization」
・Bracket Pair Colorizationについて
Bracket Pair Colorization: Enabled は、
{} や () や [] 、ブラケット や 丸カッコ や 角カッコ のペアを、カラー表示してわかりやすくしてくれる設定。
(余談:{}や()の対応関係が見づらいと混乱を招き、自身も困っていました。。そんな時に使える機能です!)

・Bracket Pair Colorizationの設定方法
VSCodeを起動する。

画面左下の歯車マークをクリック。
表示される項目の中から「設定」をクリック。

「設定タブ」が開く。
検索欄に「Bracket Pair Colorization」と入力すると、検索結果に「Bracket Pair Colorization: Enabled」という項目が表示される。
「Bracket Pair Colorization: Enabled」にチェックを入れる。
これにより、{} や () や []、ブラケット や 丸カッコ や 角カッコ のペアが、
カラーで表示される。
・Bracket Pair Colorizationの確認
任意のソースコードを開いて、以下のように、{} や () や []、ブラケット や 丸カッコ や 角カッコ のペアが、
カラーで表示されていればOK。

以上
VScodeに入れると便利な機能の紹介(①:「Prettier」/②:「Bracket Pair Colorization」)
でした!
吉田 隼也