非推奨のメソッド等に気を付けよう
最近ChatGPTにソース作成を頼むと非推奨のコードを提案されることがあったので注意喚起

JavaScriptで特に気になった非推奨
1. document.write の使用
- 問題点:ブラウザのレンダリングに悪影響を及ぼし、DOM操作にも支障をきたすため、強く非推奨とされています。
- 代替手段:
textContent:要素のテキスト内容を安全に変更できます。innerHTML:HTMLを含む文字列を挿入できます。insertAdjacentHTML():指定した位置にHTMLを挿入できます。
2. keyCode の使用
- 問題点:
event.keyCodeは非推奨となり、将来的にWeb標準から削除される予定です。 - 代替手段:
event.key:押されたキーを文字列で取得できます。
3. substr メソッドの使用
- 問題点:
substrはECMAScriptの正式な仕様ではなく、非推奨とされています。 - 代替手段:
substring:開始位置と終了位置を指定して文字列を切り出します。
4. var の使用
- 問題点:
varは再宣言が可能で、ブロックスコープを持たないため、予期しないバグの原因となります。 - 代替手段:
let:再代入は可能ですが、再宣言はできません。ブロックスコープを持ちます。const:再代入も再宣言もできません。定数の宣言に使用します。
Javaで気になった非推奨
1. java.util.Data の使用
- 問題点:非推奨になっています。
- 代替手段:
java.time:java.timeの中のLocalDateTime、LocalDate、LocalTimeを使用しましょう。
2. javax、jakarta の違い
- 問題点:非推奨と少し異なりますが、名前空間だけ異なる同名メソッドが実装されているライブラリがある場合、import元に注意しましょう。
例でjavax、jakartaを記載していますが、junitとかも古い書き方をしないよう注意。

牧野
RPCブログ管理者
